ヨーロッパの歴史

ドイツ語を話す人は世界に何人?「ドイツ語に住む人」という誤解を解説

「ドイツ語で住んでいる人は何人いますか?」というご質問には、少し誤解が含まれているようです。ドイツ語は国や地名ではなく、言語の名称です。そのため、「ドイツ語に住んでいる人」という表現自体が成立しません。

おそらく「ドイツという国に住んでいる人は何人か」「ドイツ語を話す人は世界に何人か」のどちらかをお知りになりたいのだと思われます。ここでは、両方の観点からわかりやすくご紹介します。

ドイツという国の人口

もし「ドイツ(Deutschland)という国の人口」についてのご質問でしたら、答えは約8,400万人です。ドイツは欧州連合(EU)加盟国の中で最も人口の多い国であり、首都はベルリンです。

ドイツ語を話す人の数

一方、対象を「ドイツ語を話す人」に広げると、世界で約1億3,000万人がドイツ語を母語または第二言語として使用しているとされています。ドイツ語はEU内で最も話者の多い母語でもあります。

ドイツ語が公用語の主な国・地域

  • ドイツ(約8,400万人)
  • オーストリア(約900万人)
  • スイス(ドイツ語が主要言語の一つ)
  • リヒテンシュタイン
  • ルクセンブルク(公用語の一つ)
  • ベルギーの一部地域(公用語の一つ)

このように、ドイツ語は複数の国々の人々によって共有される言語であり、文化的な遺産でもあります。特定の一つの国や地理的な場所に限定されるものではないため、「ドイツ語の人口」という概念は存在しないのです。