新世界初のヨーロッパ人恒久入植地とは?
新世界(アメリカ大陸)における最初のヨーロッパ人による恒久的な入植地は、1565年に設立されたフロリダ州のセントオーガスティン(St. Augustine)です。
この町は、スペインの探検家にして提督でもあったペドロ・メネンデス・デ・アビレス(Pedro Menéndez de Avilés)率いる遠征隊によって建設されました。当時のスペインは、フロリダ海峡を通る宝物船団の防衛と、フランス勢力の南進への警戒を背景に、この地を戦略的な拠点として選んだとされています。
ジェームズタウンより42年早い歴史
一般によく知られるイギリス人の入植地であるジェームズタウン(1607年)やプリマス植民地(1620年)よりも数十年早く、セントオーガスティンはすでに街としての歴史を歩み始めていました。
そのため、同市は「アメリカ合衆国本土で最も古いヨーロッパ系都市」として知られており、創建から450年以上が経過した現在も、石畳の街並みやスペイン様式の要塞「カスティージョ・デ・サン・マルコス」など、豊かな歴史的遺産を残す人気の観光地となっています。