第二次世界大戦(1939年〜1945年)において、枢軸国に対抗したのが「連合国(連合軍)」です。連合国には多数の国家が参加しましたが、中核を担ったのはアメリカ合衆国、イギリス、ソビエト連邦の3大国でした。ここでは、それぞれの国と、戦争をリードした指導者たちを紹介します。
1. アメリカ合衆国
アメリカは1941年の真珠湾攻撃を機に参戦し、圧倒的な工業力と軍事力で連合国の勝利に大きく貢献しました。
フランクリン・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)
第32代アメリカ大統領。ニューディール政策で知られる指導者であり、大戦中はイギリスやソ連との連携を主導しました。1945年に死去するまで大統領を務めました。
ドワイト・D・アイゼンハワー(Dwight D. Eisenhower)
連合国遠征軍最高司令官として、ノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)などヨーロッパ戦線の総指揮を執りました。戦後は第34代アメリカ大統領に就任しています。
2. イギリス
イギリスは開戦当初からドイツと戦い続け、本土防空戦(バトル・オブ・ブリテン)などを耐え抜き、連合国の重要な拠点となりました。
ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)
イギリス首相。強固な意志と名演説で国民を鼓舞し、ナチス・ドイツへの徹底抗戦を貫きました。アメリカやソ連との同盟強化にも尽力しました。
バーナード・モントゴメリー(Bernard Montgomery)
イギリス陸軍元帥。北アフリカ戦線のエル・アラメインの戦いでドイツ軍を破り、その後はノルマンディー上陸作戦でも重要な役割を果たしました。
3. ソビエト連邦
ソ連は1941年の独ソ戦開始以降、東部戦線でドイツ軍と激闘を繰り広げ、スターリングラードの戦いなどの勝利が戦局の転換点となりました。
ヨシフ・スターリン(Joseph Stalin)
ソ連の最高指導者。戦時中は国防委員会議長として国家全体を統率し、連合国首脳会談(テヘラン会談、ヤルタ会談など)にも出席しました。
ゲオルギー・ジューコフ(Georgy Zhukov)
ソ連邦元帥。モスクワ防衛戦、スターリングラード攻勢、ベルリン攻略戦など東部戦線の数々の決定的な戦いを指揮した、ソ連を代表する名将です。
このように、アメリカ・イギリス・ソ連の3大国とそれぞれの指導者たちの協力と犠牲によって、連合国は1945年に第二次世界大戦を終結へと導いたのです。