ヨーロッパの歴史

オットー・フォン・ビスマルクが統一し、ヴィルヘルム2世が統治した国はどこ?

答え:ドイツ(ドイツ帝国)

オットー・フォン・ビスマルクによって統一され、後に皇帝ヴィルヘルム2世が統治した国は、ドイツです。

ビスマルクによるドイツ統一

ビスマルクはプロイセンの首相として「鉄血宰相」の異名を持つ政治家であり、外交と軍事を巧みに駆使してドイツ統一の大業を推し進めました。1871年、普仏戦争での勝利を経て、プロイセン王国を中心にバイエルン王国やザクセン王国など、かつてバラバラだったドイツ諸邦が統合され、ドイツ帝国が正式に成立しました。ビスマルクはこの新生国家の初代宰相に就任し、国内の安定化とヨーロッパ外交の主導権確保に尽力しました。

皇帝ヴィルヘルム2世の統治時代

1888年、ヴィルヘルム2世が皇帝に即位しました。彼は1890年にビスマルクを罷免すると、それまでの慎重路線を転換し、積極的な海外膨張政策(ウェルトポリティーク)を掲げます。世界有数の艦隊建設や植民地獲得を推進しましたが、その強硬な外交姿勢はイギリスやフランスなど列強との対立を深める結果となりました。

こうした緊張関係は第一次世界大戦(1914年〜1918年)の勃発へとつながり、大戦末期の1918年、敗勢が濃厚となる中でヴィルヘルム2世はオランダへ亡命し、退位しました。これによりドイツ帝国は崩壊し、翌1919年にはヴァイマル共和政が成立することになります。