正解:西部の土地は売却前に測量される
1785年の土地条例(Land Ordinance of 1785)は、アメリカ合衆国初期の歴史における画期的な法律であり、西部準州のための公有地測量制度を確立しました。この条例は1785年5月20日に連邦会議(Confederation Congress)によって可決され、公有地の売却と入植を秩序立てて効率的に進めることを目的としていました。
条例の主な内容
この法律では、すべての西部の土地は売却前に必ず測量されることが義務付けられました。さらに、測量された土地はタウンシップ(町区)、レンジ、セクションという単位に体系的に分割されることになりました。この方式は「公地矩形測量法」として知られ、現在でもアメリカ合衆国の公有地の測量や区画划分に用いられ続けています。
歴史的意義と影響
土地条例は、境界線の曖昧さによる紛争を防ぎ、透明性のある土地取引を可能にした点で極めて先進的な制度でした。また、各タウンシップ内に学校用地として区画を確保する仕組みは、後の公立学校制度の財源基盤となり、北西準州の整然とした開拓と発展を促進しました。測量を先行させるという原則は、アメリカの国土政策における重要な礎となったのです。