古代の歴史

バイキングはロングシップのどこに武器を保管していたのか?

ロングシップに武器専用の保管場所は存在しなかった

実は、バイキングのロングシップ(長船)には、武器を格納するための専用の保管庫や決まった収納スペースは設けられていませんでした。代わりに、武器はその種類や大きさに応じて、船内のさまざまな場所に置かれていたと考えられています。

武器の種類ごとの保管方法

剣や斧: このような手持ちの武器は、船の舷側の手すりに掛けられたり、船倉(ホールド)に収納されたりしていた可能性があります。すぐに取り出せるよう、手の届く範囲に置かれていたと推測されます。

盾: 盾はしばしば船の両側の縁に沿って何枚も積み重ねて並べられていました。これは単なる保管手段ではなく、航行中や戦闘時に船の側面を守る防壁としても機能したと言われています。

槍や突き槍: 長柄の武器である槍やランスは、甲板に沿って設けられた棚やラックに収められていたと考えられます。

その他の場所: さらに、一部の武器は船室の中や甲板の下に保管されていた可能性もあります。

まとめ

このように、バイキングたちは武器を一箇所にまとめて保管するのではなく、必要なときに素早く取り出せるよう、それぞれの武器の特性に合わせて船内の空間を柔軟に活用していたのです。これは、海賊行為や襲撃を生業とした彼らの生活様式をよく表しています。