帝国銀行(ライヒスバンク)は、ナチス政権下のドイツにおいて最も重要な金融機関でした。1939年に完成したこの壮大な建物には、政権期にヨーロッパ各地から奪い取った何百万もの金マルクが収められていました。
巨大な金庫室には、ヨーロッパ諸国民から没収・略奪された数千本の金塊が保管されていました。盗み出した金属の出自が発覚しないよう、金塊にはあえて「1935年」の年号が刻印され、本来の鋳造元が特定できないように細工が施されていたのです。
現在の帝国銀行
今日、この歴史的な建物はドイツ連邦外務省の庁舎として使用されており、かつての金庫室は貴重な公文書を保管する資料庫へと生まれ変わっています。
そのため、通常は一般公開されていません。見学できるのは例年8月の最終週末に開催される「政府公開日(Tag der offenen Tür)」の期間のみです。内部を見学したい方は、この時期に合わせて訪れることをおすすめします。

帝国銀行へのアクセス方法
旧帝国銀行はベルリンの市中心部に位置しています。最寄りの駅は地下鉄U2線のシュピッテルマルクト(Spittelmarkt)駅です。駅から徒歩数分で建物に到着できます。
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