毎年2月9日は「世界ギリシャ語デー」として定められています。この日は、ギリシャの国民詩人であるディオニシオス・ソロモス(Dionysios Solomos)の記念日にあたり、2017年の閣僚共同決定(第◯号)に基づき、正式に記念日として制定されました。
ギリシャ語が果たしてきた歴史的役割
ギリシャ教育省の通達には、次のように記されています。
「この世界記念日の制定により、何世紀にもわたってギリシャ語が果たしてきた根本的な役割を浮き彫りにし、ヨーロッパ文化のみならず世界文化の確立に大きく貢献してきたことを広く伝えることを目指しています。古代において、ギリシャ語は重要な科学理論、哲学的考察、そして文学作品を形成し、後世へ伝えるための手段となりました。その少し後の時代には、キリスト教の最も重要な文献がギリシャ語で書かれ、世界中へと広まっていきました。長い歴史の中で、ギリシャ文化を保存し普及させる手段としてのギリシャ語の貢献は決定的なものであり、今日までその最新の形で受け継がれ、世界で最も長い歴史を持つ言語の一つとして生き続けています。」
国際機関での認知を目指して
閣僚共同決定によれば、外務省は国連(UN)やユネスコ(UNESCO)といった国際機関に対し、「国際ギリシャ語デー」としての認知を働きかける役割を担うことになっています。
国内外の教育機関で記念行事を実施
世界ギリシャ語デーには、ギリシャ国内のすべての教育機関に加え、海外にある教育機関のうち、ギリシャ語学習課程やギリシャ研究の学科を設置している機関でも、さまざまな記念イベントが開催されます。これにより、世界中でギリシャ語とその豊かな文化的遺産への関心を高めることが期待されています。