「was」と「were」の基本的な違い
英語のbe動詞の過去形には「was」と「were」の2つがあります。この使い分けは、主語が単数か複数かによって決まります。
wasは単数の主語(I、he、she、itなど)に使われ、wereは複数の主語(we、they、youなど)に使われます。
was を使う例文
- I was at the store yesterday.(私は昨日、店にいました)
- She was at the park.(彼女は公園にいました)
- He was at the movies.(彼は映画館にいました)
were を使う例文
- They were at the store yesterday.(彼らは昨日、店にいました)
- We were at the park.(私たちは公園にいました)
- You were at the movies.(あなたは映画館にいました)
なお、相手に対して話しかける「you」は、一人を指す場合でも常に「were」を使う点に注意しましょう。
過去の状態や出来事を表す使い方
wasとwereは、過去に起こった出来事や、過去の状態・立場を表すことにも使われます。
現在も変わりない事実
- I was born in 1990.(私は1990年に生まれました)
生まれた年は過去の出来事ですが、その事実自体は今も変わりません。このように、過去の出来事でありながら現在も真実であることを伝えることができます。
過去の職業や立場
- She was a teacher.(彼女は以前、教師でした)
- He was a doctor.(彼は以前、医者でした)
これらの文は、過去の職業を表しています。文脈によっては、現在もその立場であることを意味することもあります。
今は当てはまらない過去の関係性
- They were friends.(彼らは昔、友達でした)
- We were enemies.(私たちは昔、敵同士でした)
- You were strangers.(あなたたちは昔、他人同士でした)
これらの例では、過去にはそうだった関係が、今はもう当てはまらないことを表しています。「〜だった(今は違う)」というニュアンスを伝える際によく使われる表現です。
仮定法での「were」の特別な用法
さらに覚えておきたいのが、仮定法における「were」の使い方です。主語が単数であっても、現実にはありえない仮定を表す場合は「were」を使用します。
- If I were you, I would apologize.(もし私があなたなら、謝るでしょう)
「If I were you〜」は「もし私があなただったら」という定番表現で、日常会話でも非常によく登場します。
まとめ
「was」と「were」の使い分けのポイントは以下の通りです。
- 単数の主語には「was」、複数の主語には「were」を使う
- 「you」は単数でも常に「were」を使う
- 仮定法では主語が単数でも「were」を使うことがある
基本ルールさえ押さえれば難しくありません。例文を声に出して練習し、過去形の表現に慣れていきましょう。