古代の歴史

ライター騎兵とは?16世紀ドイツ生まれの重騎兵の特徴と歴史

ライター騎兵とは?16世紀ドイツ生まれの重騎兵の特徴と歴史

ライター(Reiter)とは何か

ライター(独語では「Reiter」、直訳すると「騎手」の意)は、1540年代に出現したゲルマン起源の重騎兵です。この新しい騎兵種は、馬上から発射することを可能にした車輪打ち式(ホイールロック式)ピストルの発明と、それに伴う槍(ランス)の廃止を背景に誕生しました。

武装と装備の特徴

ライターは最低でも一対のピストルに加え、剣と短剣で武装していました。また、彼らはしばしば黒焼き加工を施した鎧を身につけており、馬の機動力を損なわないよう、馬には馬鎧(バード)を装着しないのが通例でした。

フランス宗教戦争での活躍

ライターとランスクネヒト(ドイツ人傭兵歩兵)は、フランスの宗教戦争において、対立する両陣営から広く傭兵として雇用され、当時の戦力の中核を担いました。

「レートル」という言葉の否定的な意味

フランス語の「レートル(reître)」という言葉は、しばしば悪い意味で用いられます。これは、略奪や暴行を厭わなかったこれらの兵士の姿になぞらえて、無作法で粗暴な振る舞いをする人物を指す言葉として定着したためです。