映画鑑賞は、新しい知識を得たり、学んだ内容を復習したり、特定の歴史的出来事がどのように起こったのかを理解したりするのに、とても効果的な方法です。
そこで今回は、試験対策に役立てたい方や、単純に知識を深めたい方に向けて、第一次世界大戦を題材にしたおすすめ映画12本をご紹介します。
それでは、良い学びの時間をお過ごしください!
1.『メリー・クリスマス』(原題:Joyeux Noël/2005年)

クリスマスイブの夜、前線に立つフランス軍・スコットランド軍・ドイツ軍の兵士たちと将校たちの姿を描いたフランス映画です。
大切な日であるクリスマスを前に、指揮官たちは休戦を決め、互いに親交を交わします。実際に起きた「クリスマス休戦」と呼ばれる奇跡的な出来事をもとにした作品です。
2.『ギャリポリ』(1981年)

オーストラリア出身の若い友人2人がイギリス軍に入隊し、トルコのガリポリ半島で行われた第一次世界大戦中最も激しい戦いに身を投じる物語です。
敵と戦う若者たちの熱気と、兵士たちを死へと送り出した無謀な攻撃の狂気が、両方とも力強く描かれています。
3.『西部戦線異状なし』(1930年)

祖国のためにドイツ軍へ入隊した幼馴染7人組の運命を描いた作品です。
戦場へ赴き、二度と帰らなかった者、あるいは深刻な身体的・心理的な後遺症を抱えて生還した者たち——いわゆる「失われた世代」の姿を鮮やかに映し出しています。
4.『アラビアのロレンス』(1962年)

オスマン帝国(トルコ)に対抗するアラブ反乱軍とイギリス軍をつなぐ架け橋となったイギリス陸軍将校T.E.ロレンスの活躍を描く歴史大作です。
映画史上最高傑作の一つと高く評価されている不朽の名作です。
5.『突撃』(原題:Paths of Glory/1957年)

スタンリー・キューブリック監督による世界映画史の古典的名作。ドイツ軍と対峙する連合国軍による無謀な攻撃を描き、小隊を指揮する将校たちの対立を浮き彫りにします。
戦闘の過酷さや、兵士たちが置かれた劣悪な戦闘環境を理解するのに最適な一本です。
6.『レッド・バロン』(2008年)

第一次世界大戦当時、航空機はまだ発展途上の兵器であり、パイロットが使える装備はごくわずかでした。そのため、各パイロットの操縦技術こそが空戦の勝敗を左右したのです。
本作は、ドイツのエースパイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェン男爵の伝記映画。彼は航空史上、敵からさえ敬愛された人物でした。
7.『戦火の馬』(2011年)

第一次世界大戦の勃発により、馬と飼い主との絆は引き裂かれます。戦争遂行のため、動物たちが軍に徴用されてしまうのです。
1914年〜1918年のこの大戦は、各国の軍隊が騎兵を実戦投入した最後の機会となったことを忘れてはなりません。
8.『武器よさらば』(1957年)

アーネスト・ヘミングウェイの同名小説を原作に、イタリア戦線で繰り広げられるアメリカ人中尉とイギリス人看護師の悲しい恋を描いています。
背景となるのは、1917年10月〜11月にオーストリア軍とドイツ軍がイタリア軍を攻撃した「カポレットの戦い」です。
9.『パッシェンデール』(2008年)

ベルギーの都市イープル周辺で行われたパッシェンデールの戦いは、第一次世界大戦で最も血なまぐさい戦いの一つでした。
映画は、史上屈指の困難を極めた軍事作戦の中で、カナダ兵士たちが味わった絶望を描き出しています。
10.『約束』(原題:The Promise/2017年)

第一次世界大戦中、トルコは自国領内に住むアルメニア人を追放し、虐殺する機会を得ました(アルメニア人虐殺)。
本作は、トルコ当局に迫害され、連合国からの救いを待ちながら国外逃亡を余儀なくされるアルメニア人家族の壮絶な物語を描いています。
11.『ニコライとアレクサンドラ』(1971年)

皇帝ニコライ2世と皇后アレクサンドラの人生を通じて、ロシア帝政の崩壊を詳細に描いた歴史ドラマです。
1905年の蜂起から、ロシアの参戦、そしてロシア皇室一族を打倒し処刑へと至った1917年のロシア革命までを描きます。
12.チャップリンの『肩を張れ』(1918年)

重いドラマをいくつも見た後には、気分転換にコメディがぴったりです。チャーリー・チャップリンが持ち前の天才的なセンスで、新兵訓練、塹壕戦、敵の降伏など、第一次世界大戦の軍隊生活のさまざまな側面を風刺した短編作品です。
さらに学びを深めたい方はこちら
- ヴェルサイユ条約とは
- 国際連盟とは
- 第二次世界大戦を描いた映画
- ヒトラーを描いた映画6選
- 第一次世界大戦に関する問題集