古代の歴史

アッシリア人はメソポタミア北部のユーフラテス川近くに住んでいたのか?

答え:はい

アッシリア人は、古代メソポタミア北部、ティグリス川とユーフラテス川の間に広がる「アッシリア」と呼ばれる地域に定住していました。

そもそも「メソポタミア」という名称は、ギリシャ語で「川の間の土地」を意味する言葉に由来し、ティグリス川とユーフラテス川にはさまれた肥沃な大地全体を指します。したがって、その北部に位置するアッシリアの地も、広義のメソポタミアの範囲に含まれることになります。

ただし、歴史的に見ると、アッシリア王国の中核となったのはティグリス川上流域でした。首都アッシュールやニネヴェといった主要都市はいずれもティグリス川沿いに栄えており、ユーフラテス川近くの西部地域へも勢力を広げたものの、彼らの生活と文化の中心はあくまでティグリス川流域にあったといえます。