シローの戦い(ピッツバーグ・ランディングの戦い)とは
1862年4月6日から7日にかけて、アメリカ合衆国テネシー州南西部で行われたのが、南北戦争における主要な戦闘の一つであるシローの戦いです。戦場となったミシシッピ川沿いの船着き場にちなみ、「ピッツバーグ・ランディングの戦い」とも呼ばれています。
戦いの経過
南軍はアルバート・サイドニー・ジョンストン将軍の指揮のもと、テネシー川沿いに陣を張るユリシーズ・S・グラント将軍率いる北軍に対して奇襲攻撃を仕掛けました。初日は南軍が大きく押し進み、北軍は危機に陥りましたが、南軍のジョンストン将軍が戦場で戦死するという痛手を負います。
翌7日には、ドン・カルロス・ビューエル将軍率いる北軍の援軍が到着し、態勢を立て直した北軍が総反撃に転じました。その結果、この戦いは北軍の勝利に終わっています。
歴史的な意義
シローの戦いでは、両軍合わせて約23,000名もの死傷者が出ました。これはそれまでのアメリカ史上で最も犠牲の大きい戦闘であり、南北戦争が長期化し、かつてない規模の激戦へと発展していくことを予感させる転換点となりました。