16世紀の大航海時代とは
16世紀は、ヨーロッパ諸国が世界規模で活発に探検を行った「大航海時代」の最盛期でした。この時代には、スペイン、ポルトガル、イングランド、フランスといった強力な海洋国家が次々と台頭し、南北アメリカ大陸、アフリカ、アジアにおける植民地の獲得や交易路の開拓をめぐって熾烈な競争を繰り広げました。
16世紀の探検における主要な出来事
1492年:コロンブスの新大陸到達
イタリア出身の探検家クリストファー・コロンブスが、スペイン王室の支援を受けてアメリカ大陸に到達しました。この出来事は、ヨーロッパによる「新世界」植民地化の幕開けとなりました。
1497年:ヴァスコ・ダ・ガマのインド到達
ポルトガルの探検家ヴァスコ・ダ・ガマがインドに到達し、ヨーロッパとアジアを直接結ぶ海上航路を確立しました。
1519〜1522年:マゼランによる世界周航
スペインに仕えたポルトガル人探検家フェルディナンド・マゼランが、史上初となる世界一周遠征を指揮しました。
1521年:アステカ帝国の滅亡
スペインのコンキスタドール(征服者)エルナン・コルテスがアステカ帝国を打ち破り、メキシコにおけるスペイン支配を確立しました。
1532年:インカ帝国の征服
同じくスペインのコンキスタドールであるフランシスコ・ピサロがインカ帝国を征服し、ペルーにおけるスペイン統治の基盤を築きました。
1542年:北米西海岸の探検
スペインに仕えたポルトガル人探検家フアン・ロドリゲス・カブリージョが、現在のカリフォルニア州からオレゴン州に至る北米西海岸を探索しました。
1565年:セントオーガスティンの建設
スペイン人探検家ペドロ・メネンデス・デ・アビレスが、フロリダ州セントオーガスティンを建設しました。ここは現在も人が住み続けている、アメリカ合衆国最古のヨーロッパ人入植地です。
1577〜1580年:ドレークの世界周航
イングランドの探検家サー・フランシス・ドレークが世界一周を成し遂げました。
16世紀の探検が残した影響
以上は、16世紀の探検時代に起こった数多くの重要な出来事のほんの一例です。この時代の探検活動は世界に計り知れない影響を与え、歴史の流れを大きく変え、近代世界の基礎を築くこととなりました。