1991年12月、ソビエト連邦(ソ連)は正式に解体され、その広大な領土から15の独立国家が誕生しました。これらの国々は「旧ソ連諸国」と呼ばれ、現在も政治・経済・文化の面で深い歴史的つながりを保っています。
ソ連崩壊で独立した15カ国
以下が、ソ連の構成共和国として存在し、1991年の解体とともに独立を果たした国々です。
バルト三国
- エストニア
- ラトビア
- リトアニア
東ヨーロッパ・コーカサス地方
- ベラルーシ
- モルドバ
- ロシア(ソ連の後継国家)
- ウクライナ
- アルメニア
- アゼルバイジャン
- ジョージア(グルジア)
中央アジア
- カザフスタン
- キルギス
- タジキスタン
- トルクメニスタン
- ウズベキスタン
ソ連解体の背景
ソ連の崩壊には、経済停滞、民族問題の深刻化、そして1991年8月のクーデター未遂事件などが大きく影響しました。同年12月8日の「ベロヴェーシ合意」によりロシア、ウクライナ、ベラルーシの首脳がソ連の終焉を宣言し、同月21日の「アルマアタ宣言」で15カ国すべてが独立国家として承認されました。12月25日にはゴルバチョフ書記長が辞任し、70年以上続いたソ連の歴史に幕が下ろされました。
なお、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国は、2004年にNATOおよびEUへ加盟しており、他の旧ソ連諸国とは異なる道を歩んでいます。一方、多くの旧ソ連諸国は「独立国家共同体(CIS)」という緩やかな枠組みで協力関係を維持しています。