ウィリアム征服王(William the Conqueror)がイングランドに侵攻したのは、実は1066年9月のことです。しばしば「10月に侵攻した」と誤って語られますが、正確には9月末にイングランド南岸へ上陸しています。
ヘイスティングスの戦い
上陸から約2週間後の1066年10月14日、ウィリアムはヘイスティングス近郊において、イングランド王ハロルド2世率いるイングランド軍と激突し、これを見事に撃破しました。この戦いでハロルド2世は戦死し、イングランドの歴史は大きな転換点を迎えることになります。
ノルマン・コンクエストの幕開け
この決定的な勝利により、ウィリアムは同年12月にウェストミンスター寺院でイングランド王として戴冠しました。ここから「ノルマン・コンクエスト(ノルマン征服)」と呼ばれる新たな時代が始まり、アングロサクソン人による支配が終わり、ノルマンディー出身の貴族たちによる統治が本格的に開始されたのです。