マリニャーノの戦いが生んだ外交的成果 フランス王フランソワ1世は、1515年9月13日から14日にかけて行われたマリニャーノの戦いで輝かしい勝利を収めたばかりでした。この戦いで彼が打ち破ったのは、神聖ローマ帝国、ミラノ公国、帝国傭兵として参戦したスイス人部隊、そしてローマ教皇からなる「神聖同盟」でした。 この勝利により、フランスはミラノ公国を獲得します。さらにその余波として、フランスとスイス各州の間に恒久平和条約(フリブールの和約、1516年)が結ばれ、両者は今後互いに武力衝突しないことを誓いました。そしてもうひとつ重要な成果が、ここで取り上げる「ボローニャ協約(コンコルダート)」の締結です。