反宗教改革とは何か反宗教改革(対抗宗教改革)は、ヨーロッパで新たなキリスト教諸教義――いわゆる宗教改革――が台頭したことに対する、カトリック教会の対応運動でした。ドイツ諸邦やイングランドで宗教的・経済的・政治的な権力を失い、オランダ、フランス、オーストリア、ボヘミア、ハンガリーなどでも影響力が低下していったカトリック教会は、抑圧的な手段によって反撃に出たのです。イエズス会の設立最初期の施策の一つが、イエズス会の創設でした。軍人出身のイグナチオ・デ・ロヨラによって設立されたこの修道会は、まるで軍隊のように組織されていました。会の総長とローマ教皇を頂点とする厳格なヒエラルキーが守られ、規律と道徳を