エリート官僚から政治家へヴァレリー・ジスカール・デスタン(1926年〜2020年12月2日)は、上流中産階級の家庭に生まれ、財務監察官になるためのエリート教育を受けました。この官僚時代に培った経済・財政に関する深い知識は、後に彼の政治手法の大きな基盤となりました。政界入りと閣僚としての歩み1956年、国民議会議員に当選して本格的に政界入りします。1958年にはシャルル・ド・ゴール将軍に接近し、翌1959年に国務次官として初入閣を果たしました。そして1962年、初めて閣僚(財務大臣)に任命されます。1969年の大統領選挙では、ジョルジュ・ポンピドゥーの立候補を支持し、その当選に貢献しました。大統