ルイ16世は、1754年にヴェルサイユで生まれ、1774年に祖父ルイ15世の死去を受けて、わずか20歳でフランス国王に即位しました。ブルボン朝の君主となった彼は、早くから有能な顧問たち――マルゼルブ、テュルゴー、ネッケルら――を側近に据え、国家の立て直しを志しました。 即位と改革への意欲 啓蒙思想の影響を受けたルイ16世は、特権身分への課税や租税制度の公平化など、抜本的な財政改革を目指しました。しかし、貴族や高等法院といった特権階級の強い抵抗に阻まれ、テュルゴーやネッケルら改革派の大臣たちは相次いで罷免されることになります。 アメリカ独立戦争への参戦と威信の回復 対外政策では、1778年にア