白人が見たアメリカ大陸の辺境は1890年代に消滅した。それでも拡大論は止まらず、米国はさらなる領土を求めて海外に進出する。 ウィリアム・マッキンリーはそんなアメリカ帝国主義を象徴する大統領である。 南北戦争最後の大統領 ウィリアム・マッキンリーは1843年にオイオで生まれました。南北戦争から続くオハイオ州出身の大統領の一人といえる。 実際、南北戦争前の多くの大統領がバージニア州出身だったのとは対照的に、南北戦争後はラザフォード・B・ヘイズ、ジェームズ・ガーフィールド、ベンジャミン・ハリスがオハイオ州出身となった。 これは南北戦争以降、アメリカの政治が大きく変わったことを