今日1月20日は、ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ合衆国大統領に就任する日です。これを機に、米国の歴史、とりわけ移民政策について知っておくべき事実を振り返ってみたいと思います。19世紀には、アメリカ人こそが「移民」であり、メキシコこそが彼らを受け入れる側だった時代があったのです。しかし、その結果はメキシコにとって壊滅的なものでした。第一メキシコ帝国と「合法移民」の歓迎1821年9月28日の独立法調印によりメキシコの独立が完成すると、いわゆる第一メキシコ帝国が成立し、初代皇帝にはアグスティン1世(アグスティン・デ・イトゥルビデ)が即位しました。帝国の領土は、北米における旧ヌエバ・エスパーニ