分割時代に描かれた「新ポーランド」の夢19世紀、ポーランド分割の時代、多くのポーランド人が地球の遠い片隅に「新ポーランド」を建国するという夢に魅了されていました。アフリカ、オセアニア、ブラジルに民族的な入植地を建設する計画が次々と立てられる中、西オーストラリアの未開拓地への移住を提唱した大胆な人物もいました。果たしてその試みはどうなったのでしょうか。ゴールドラッシュに魅せられた鉱山技師大ポーランド(ヴィエルコポルスカ)出身の鉱山技師モデスト・マリャンスキ(Modest Maryański)は、ヨーロッパとアメリカ合衆国を長年旅した後、1896年にオーストラリアのパースへたどり着きました。彼を遠