ブラジル国民衛兵隊は、1831年8月、摂政期に創設された武装組織です。その目的は、陸軍の権力に対抗しうる武力を確保するとともに、各州(当時の県)の自治権を強化することにありました。 誕生の背景 ドン・ペドロ1世の退位後、保守派、自由派、絶対主義派など様々な政治勢力が、三摂政政府の中で自らの主導権を握ろうと激しく争いました。 一方、陸軍内部にも新政府への不満が渦巻いていました。ポルトガルによるブラジル再征服を恐れた将校たちは、次のような要求を掲げました。 ブラジルへのポルトガル人移民の停止 公職からのポルトガル人の排除 新憲法の制定 新政権の樹立 やがて言葉は行動へと移ります。リオデジャネイ