ペルーの首都リマが建国480周年を迎えるにあたり、ほとんど忘れ去られた歴史の一章を振り返ってみたい。もしこの物語がハリウッドの舞台だったなら、間違いなく数多くの映画が制作され、メディアは「5人の大統領の戦い」で持ちきりになっていたことだろう。学校では、自らの家を背にして、自軍の3倍もの数を誇る正規軍と戦った一握りの市民たちの姿を、子どもたちが詳細に学んでいたはずだ。しかし、ちょうど129年前の1881年1月13日から15日にかけて、ペルー海軍のモニター艦「ワスカル」がモロ・ソラール、バランコ、チョリジョスを砲撃し、現在のラルコマールがある場所近くに設置されたアルフォンソ・ウガルテ砲台と交戦した