ザクセン=コーブルク=ザールフェルト公子フリードリヒ・ヨシアスは、18世紀後半のヨーロッパで最も有能な将軍の一人に数えられる人物です。攻勢主義を信条とし、オスマン帝国(トルコ)との戦い、そしてフランス革命軍との戦いという二つの大きな試練において、困難な時期にあったオーストリア(ハプスブルク帝国)軍に輝かしい戦功をもたらしました。生い立ちと軍人への道ヨシアスは1737年、ザクセン=コーブルク公の末子として生まれました。幼い頃から軍事への強い志向を示し、18歳でオーストリア軍に入隊します。アンスバッハ胸甲騎兵連隊を率いる准将として初陣を飾ると、早くもその才能を発揮しました。1758年に中佐、翌17