イワン雷帝が生んだロシア初の常備歩兵「ストレリツィ(Стрельцы)」とは、火器を携行して射撃を行う兵士を指す言葉です。ストレリツィは、イワン雷帝によって1552年に創設された歩兵部隊であり、当初はアルケブス(火縄式小銃)で装備され、のちに長銃身のマスケット銃へと更新されていきました。ロシア軍史上初の常備部隊であり、その編成はオスマン帝国の精鋭歩兵「イェニチェリ」を手本としたものだったのです。改革の産物として誕生した3,000人の連隊ストレリツィの創設は、イワン雷帝が推し進めた一連の軍事改革の結果でした。最初の連隊は3,000名規模で、1550年に編成が始まります。イワンは隊員となる者を自由