写真提供:©Olaf Tausch, 2009ジョセルは、エジプト古王国第3王朝期の紀元前2650年頃に即位した、同王朝2代目のファラオです。その治世のもとで国は統一されました。首都メンフィスからほど近いサッカラのネクロポリス(死者の町)は、古くから歴代国王の墓が造営されてきた土地です。王墓は洪水を避けるため、そして「日没の地=治世の終わり」を象徴する地として、市街の外れ、砂漠に面した台地上に建てられました。当時の王も貴族も、「マスタバ」と呼ばれるエジプト固有の墳墓に葬られていました。紀元前2650年頃登場人物ジョセル(ファラオ)イムホテプ(大宰相・建築家)建設の経緯それまでのマスタバは、日干