「タール・ヴニュ(Tard-Venus、遅れて来た者たち)」とは、善良王ジャン2世の治世末期に、リヨネ地方を蹂躙した武装匪賊の一団に与えられた名称である。 歴史 1360年5月8日、ブレティニー条約が調印され、ようやく訪れた平和は、しかし戦争に生計を依存していた人々には受け入れがたいものだった。イングランド王は、自らが雇用する兵士たちが占拠していたフランス国内の要塞の明け渡しを命じた。守備隊長の中には王命に従うイングランド人の騎士や従士もいたが、「ナバラ王のために戦うのだ」という口実で抵抗する者もいた。一方、ドイツ、ブラバント、ガスコーニュ、フランドル、エノー、ブルターニュ出身の傭兵や、戦乱