1884年のリトグラフに描かれた、伝統的な装備を身につけたイヌイットの家族(ISTOCK)16世紀以降、「エスキモー」という呼称は、北極圏および亜北極圏の広範な住民を指す言葉として使われてきました。この語の語源については「生肉を食べる人々」を意味するという説と、「雪靴を作る人々」を意味するという説がありますが、定かではありません。いずれにせよ、現在では差別的とみなされるようになったこの呼称に代わり、イヌクティトゥト語で「人々」「人間」を意味する「イヌイット」という名称が用いられるのが一般的になっています。イグルーと獣皮のテント最初の古エスキモー系民族は、アジアを離れてベーリング海峡を渡った後、