1945年4月18日から5月3日にかけて戦われた「ハンブルクの戦い」は、第二次世界大戦末期、すでに勝敗が決していた中で行われた最後の戦闘の一つである。それにもかかわらず、両軍ともに頑強に戦い抜いた。ライン川を渡河した連合軍はドイツ領内へと急速に進撃し、戦線を超えて延伸していたドイツ軍は崩壊しつつあった。モーデル元帥率いるドイツB軍集団は可能な限り抵抗したものの、最終的にはルール地方で包囲され、無力化されてしまった。ハンブルクへデンプシー中将指揮下のイギリス第2軍は、特に深刻な抵抗を受けることなく北ドイツへ進撃した。ドイツ側には名ばかりの第1降下猟兵軍が配備され、さらに北西軍集団がこの地域で編成