背景イギリスは19世紀末以来、エジプトに勢力を維持してきました。エジプトはイギリスの保護領とされ、1922年に独立を認められたものの、イギリス軍はその後も駐留を続けました。一方、ムッソリーニ率いるイタリアは、リビアやエチオピアなどに植民地を持ち、イギリスとの戦争によってアフリカにおける自国の権威を確立しようとしていました。しかし、イタリア軍は相次ぐ敗北を喫し、これを受けてヒトラーは地中海およびアフリカへの介入を決断します。1941年2月から4月にかけて、遠征軍の指揮官としてアフリカに派遣されたエルヴィン・ロンメルは、連戦連勝を重ねていきました。ロンメルが率いる機甲部隊の卓越した戦略的活躍により