1456年のベオグラード包囲戦は、オスマン帝国の拡張期におけるバルカン半島最大級の決戦の一つである。コンスタンティノープル陥落後、メフメト2世率いるトルコ軍はバルカン半島全域への支配拡大を目指していた。これに対抗したのがフニャディ・ヤーノシュやスカンデルベグらであり、後にワラキアのヴラド・ドラクルもこれに加わった。要塞都市ベオグラード1455年、メフメト2世は堅固な要塞として名高いベオグラードの攻略を決断する。現在セルビアの首都であるこの街は、当時ハンガリー王国の統治下にあった。オスマン軍の動向を察知したハンガリーの名将フニャディ・ヤーノシュは、自費で防衛施設の増強に着手した。さらにフニャディ