エマニュエル・ジョゼフ・シエイエスとは フランス王国シャルトルの副司祭(代牧)として聖職者人生を歩み始めたシエイエスですが、彼の名を不朽のものにしたのは、大革命直前に著した一冊のパンフレットでした。 『第三身分とは何か』で革命の旗手に 1789年1月に発表されたパンフレット『第三身分とは何か』の中で、シエイエスはこう問いかけ、自ら答えています。「第三身分とは何か。——すべてである」特権身分である聖職者と貴族に対し、国民の大多数を占める平民階級(第三身分)こそが国家の実体だと訴えたこの一冊は、革命前夜の世論に決定的な影響を与えました。 三部会から憲法制定議会へ 同年、シエイエスはパリ第三身分の代