キロンボ(Quilombo)とは、プランテーション(大農園)から逃亡した奴隷たちが形成した共同体のことです。こうした集落は、ブラジルで強制労働から逃れた黒人奴隷たちにとって、重要な抵抗の拠点となりました。キロンボの語源と定義「キロンボ」という言葉はアフリカのバントゥー語に由来し、「森の戦士」を意味すると言われています。植民地行政においてキロンボが最初に公式に定義されたのは1740年、ポルトガル海外評議会(Conselho Ultramarino)によってでした。それによれば、キロンボとは「5人以上の逃亡黒人が居住する場所。仮小屋が建てられていなくても、10人以上の住民が1か月以上にわたって共同