1940年10月、イタリアは何ら正当な理由もなくギリシャへ侵攻しました。当時のギリシャ軍は組織・訓練・装備の面で大きく前進していましたが、それでも依然として多くの重大な欠陥を抱えていました。こうした不足分を補ったのが、北方大陸戦線(北エピロス方面)で勝利したギリシャ軍の手に落ちた大量のイタリア製鹵獲兵器、そして北アフリカでイタリア軍を破った同盟国イギリス軍から引き渡された武器でした。以下、兵種別にその内訳を見ていきます。機関銃重機関銃では、8mmブレダ機関銃311丁とフィアット8mm機関銃258丁が北方大陸戦線での戦利品としてギリシャ軍の手に入りました。さらにイギリス側からもフィアット機関銃2