本稿は書籍『ザ・プランタジネット(The Plantagenets)』より抜粋・再構成したものです。「スコットランド人の鉄槌」と呼ばれた王イングランド史上、最も恐るべき国王の一人として数えられるエドゥアルド1世。父ヘンリー3世の治世下では王太子としてシモン・ド・モンフォールの反乱(ルイスの戦いなど)に立ち向かい、即位後はスコットランド遠征でその名を馳せました。映画『ブレイブハート』ではウィリアム・ウォレスと戦うイングランド王として描かれ、棺に刻まれた銘「スコットランド人の鉄槌(ハンマー・オブ・ザ・スコッツ)」とともに、近年その武勇が広く知られるようになりました。王太子時代の締めくくり ― イー