川や海の上に橋を架けるのは、古くから人類にとって大きな挑戦でした。現代では数多くの技術革新が生まれたものの、橋造りの基本となる工法は古代からほとんど変わっていないのです。 最初の関門は「締め切り堤」 まず河床に木製の型枠である締め切り堤(コッファダム)を築き、囲まれた内部の水を汲み出して泥だらけの川底を露出させます。橋脚は、この地盤の上に建設されるのです。 中世のコッファダムは、泥に何列にも打ち込まれた丸太で構成されていました。隙間は砂で補強した粘土で塞いで気密性を高め、水車を使って内部の水を汲み上げました。 基礎工事の方法 軟弱な川底の地盤は、おそらく杭打ち機で打ち込んだ木杭によって補