圧倒的な戦力差——両軍の布陣セバストポリを防衛するため、ソ連沿岸軍は約10万6000名の兵員、火砲600門、迫撃砲約100門、戦車38両を擁していた。さらに周辺の防衛用飛行場には、飛行可能な航空機55機が配備されていた。一方、これに対峙したドイツ第11軍は、兵力20万4000名、口径76mmから800mmに及ぶ火砲670門、迫撃砲450門、戦車720両、航空機600機という圧倒的な戦力を誇っていた。さらにドイツ軍は、ヤルタ、エウパトリア、フェオドシヤを拠点とする沿岸艦艇部隊を投入し、海上から都市を孤立させようとしたのである。6月7日、総攻撃の開始5日間にわたる徹底した砲撃準備と航空爆撃の後、6