激しい攻防は2週間にわたって続いた。両軍はほぼ同じペースで戦力を増強していたため、どちらも決定的な優位を握ることができなかった。100万のマドリッド市民の士気をくじきたい思惑に加え、組織的に都市を破壊する作戦の最中に民間人がどんな反応を示すのかを見届けたいというドイツ軍将校たちの好奇心にも応えるべく、フランコ将軍は高性能爆弾による爆撃に焼夷弾投下を組み合わせた、24時間休みのない無差別爆撃を命じた。 爆撃がもたらした意外な結果――市民の団結 しかし、この時期にマドリッド市民が耐えた苦難は、彼らをかえって固く結束させた。11月16日から19日のわずか4日間で約千人が命を落とすという甚大な犠牲を