かつてメソポタミアに繁栄したシュメール文明は、紀元前3000年頃、世界史上でも類を見ない「都市革命」を成し遂げました。ウルやウルクといった重要な都市を築き、堅固な要塞によって他民族の侵入から身を守っていたのです。しかし紀元前2350年頃、この偉大な文明は突如として崩壊への道を辿り始めます。その後を継いだのが、メソポタミアに強大な帝国を打ち立てたアッカド人であり、その中心人物こそサルゴン大王でした。都市国家を支えた指導者「パテシ」の権威低下シュメールの都市国家は、パテシ(Patesi)と呼ばれる政治的指導者を中心に運営されていました。パテシは共同体の経済管理、防衛、宗教儀式までを一手に担う存在で