1996年、クロアチアの海岸で休暇を楽しんでいたベルギー人観光客が、驚くべき発見をしました。名前はルネ・ウォータース(2012年没)。ロシニ島(Lošinj)南東の小島ヴェレ・オルユレ(Vele Orjule)付近のアドリア海でスキューバダイビング中の出来事でした。水深約45メートルの砂地に、2つの岩のあいだにある何かが彼の目にとまりました。近づいてみると、それはおそらく非常に古い彫像でした。しかし、彼は発見をすぐには届け出なかったようです。少なくとも、クロアチア政府による引き上げ作業が2年後の1998年になってようやく開始されたという事実からは、そう推測されます。いずれにせよ、作業の際にはウ