「青ひげ」「ロバの皮」……童話は子どもだけのものではない。実は科学者たちにとっても魅力的な研究対象なのだ。超自然的な存在が登場する不思議な物語の起源を探ろうと、二人の研究者が独自のアプローチに挑んだ。その結果、一部の物語はなんと青銅器時代にまで遡ることが示されたのである。 『美女と野獣』の挿絵(ウォルター・クレーン画、1874年) 研究の概要:『美女と野獣』は約4000年前に誕生した可能性があり、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの『鍛冶屋と悪魔』に見られるファウストのテーマは6000年前にまで遡るという。これは、リスボン大学(ポルトガル)の人類学者サラ・グラサ・ダ・シルバ氏と、ダラム大学(