モザイクの都マダバヨルダンの首都アンマンから南西約35キロメートルに位置する町マダバは、ビザンチン時代からウマイヤ朝時代にかけて作られた膨大な数のモザイクが当時の建物に残されていることで知られ、「モザイクの都」と呼ばれています。聖ゲオルギオス教会の床に現れた地図そうしたモザイクのひとつで、一般に「マダバ地図」として知られる作品が、町の北門近くに建つ現役の正教会のバシリカ、聖ゲオルギオス教会の後陣(アプス)の床にあります。このモザイクが発見されたのは1896年のことです。エルサレムのラテン総主教区から派遣された2人のイタリア人司祭の指導のもと、90家族のアラブ系キリスト教徒の難民がこの町に定住し