アルテミシア・ロミ・ジェンティレスキ(Artemisia Lomi Gentileschi、1593年〜1653年)は、イタリア・カラヴァッジョ派の画家です。当時女性には門戸が開かれていなかった歴史画や宗教画に挑んだ最初期の女性画家のひとりであり、バロック絵画の先駆者としても知られています。類まれな才能に恵まれ、存命中からすでに大きな成功を収めていました。 ※本記事には性的暴行に関する記述が含まれます。あらかじめご了承ください。 カタルシスとしての芸術 アルテミシアは1593年7月8日、母プラデンツィア・モントーネと画家オラツィオ・ジェンティレスキの娘としてローマに生まれました。父オラツィオ