コルシカ島から歴史の表舞台へ ナポレオン・ボナパルトは、コルシカ島の小貴族の家庭に生まれました。ブリエンヌ陸軍士官学校で教育を受け、砲兵少尉の階級で卒業します。若き将校として頭角を現したのが、1793年のトゥーロン攻囲戦でした。イギリス軍が占拠していたこの港町を奪還する作戦で卓越した指揮力を発揮し、一躍注目される存在となりました。 失脚とイタリア遠征による復活 その後、一時は政界の波に飲まれて不遇の時期を経験しますが、イタリア遠征での連戦連勝によって再び脚光を浴びることになりました。鮮やかな用兵術でオーストリア軍などを破り、フランス国内での名声を不動のものとしたのです。 第一統領への就任と権