ポーレット・ナルダル(1896年〜1985年)は、マルティニーク出身の女性文学者であり、黒人としてのアイデンティティを主張する文学潮流「ネグリチュード」の思想的源泉となった人物です。また、ソルボンヌ大学で学んだ最初の黒人女性としても知られています。ハーレム・ルネサンスとの出会いポーレット・ナルダルは、技術者ポール・ナルダルとルイーズ・アシーユの7人姉妹の長女として、1896年にマルティニーク島の町フランソワで生まれました。1902年、彼女が6歳の時にペレ山が大噴火を起こし、島最大の都市サンピエールがわずか数分で壊滅するという悲劇を目撃しています。バカロレアに相当する資格を取得した後、教員となり