「大隊とは、自らの手段のみによって任務を受諾・遂行しうる独立した戦闘集団である」――これが当時の公式定義である。しかし、1940年のギリシャ陸軍においては、歩兵大隊が迫撃砲や対戦車兵器を欠いていたため、この定義は必ずしも現実に適合しなかった。大隊の編制歩兵大隊は、大隊本部、3個歩兵中隊、1個機関銃中隊、および戦闘輸送部隊から構成されていた。重火器としては重機関銃12挺と軽機関銃36挺を保有した。3個歩兵中隊が機動要素として、機関銃中隊が火力支援要素として機能する体系であった。管理班には書記、軍医、観測員、伝令などが属し、副官または少尉がこれを指揮した。大隊長たる少佐の補助役として大隊副官(幕僚