知られざる外国介入による最悪の悲劇 1833年1月4日、ギリシャのアルゴスで起きた事件は、ギリシャに対する外国介入の歴史の中でも最悪級でありながら、ほとんど知られていない悲劇である。この日、フランス兵は手当たり次第にギリシャ人を殺害し、その犠牲者には男性のみならず、女性や子供までもが含まれていた。 カポディストリアス暗殺と内乱という背景 この事件の背後にも、ギリシャ人同士の内紛の影があった。初代総督イオアニス・カポディストリアスの暗殺に先立ち、イドラ島とマニ地方では反乱が勃発していたが、これにはイギリスとフランスが支援していた。特にフランスは、カラマタにおいてマニ側に公然と介入し、ギリシャ政