フロンドの乱は、一部の人々から「フランス革命の萌芽」とも呼ばれる、1648年から1653年にかけて起こった一連の反乱です。その矛先は、フランスにおける王権絶対主義の台頭に向けられました。これほど多くの女性が参加した反乱はそれまでになく、標的となったのも女性――摂政アンヌ・ドートリッシュでした。反乱は、司法・財政分野におけるマザランの改革に抗議する「高等法院のフロンド」と、王妃へのマザランの影響力に不満を抱く「王子たちのフロンド」の二段階で展開されました。5年にわたる激しい闘争の末、フロンドは当事者同士の対立によって終息します。しかしその結果、宰相の権力はかえって強化され、王権の絶対性が回復され